原神×クロスアンジュ 第14話『璃月の激辛料理人と、見習いレンジャー』
刻晴「と言うわけで、約束していた璃月の料理を作る璃月屈指の料理人である香菱と、フルーティな串焼きを作れる騎士ガイアを連れて来たわ。あまり大人数になるのも何だから、私と甘雨とナヒーダと……そして、スメールの見習いレンジャー、コレイよ。甘雨は自分の分の原初の光を取りに行ってるから、今は不在だけどね」
ガイア「モンドの西風騎士団の騎兵隊長、ガイアだ。よろしくな」
香菱「万民堂の料理人、香菱だよ!この中に辛い物は苦手な人は居ない?居たらその人は辛くないのにするよ」
アマリ「激辛チャレンジならお任せあれです」
アンジュ「人並には食べれるつもりよ」
サリア「と言うかノーマで好き嫌いある人なんて、ほとんどいないから」
ヒルダ「アタシは好きな食べ物ならあるけどな(アップルパイ)」
エルシャ「私は作り方も教えて欲しいから、作る側に回るわね」
ヴィヴィアン「うおー!異世界の美食、楽しみだぁ!」
クリス「どんなのが食べられるんだろ?楽しみだね、ロザリー」
ロザリー「そうだな!せっかくだし食い尽くすぜ!」
サラマンディーネ「純粋に興味がありますわ。香菱さん、ガイアさん、お願いします」
ホープス「私は食材ではありませんので、私は料理しないでください。ぶるぶる」
コレイ「草神様に無理を言ってついてきたんだ……このお話を聞いて、是非皆に会って見たいと思って」
ワタル「コレイさんって言うんだね。背中の弓、カッコイイね」
アマリ「ワタルくんには激辛は早いと思うので、辛さ控えめでお願いします」
香菱「了解!」
ガイア「フルーティーな串焼き、お一つ上がりよ。アマリ、君が食べたいと言ってた人だろ?焼き立てだぜ」
アマリ「鶏肉とキノコ、山の幸なのにフルーティ……不思議な味ですね。ワタルくんにもあげてください」
ワタル「わあ!凄く美味しい!ガイアお兄さん、僕これ凄く気に入ったよ!」
香菱「まずは黒瀬スズキの唐辛子煮込み!香菱オリジナルの『万民堂水煮魚』だよ!」
刻晴「チ虎魚焼きのオリジナル版、『九死一生の焼き魚』よ。火ではなく雷元素で加熱したから見た目は結構焦げ目が強く見えるでしょうけど、中身は程よく焼けているわ」
香菱「続けて、中原のもつ焼き!それに、棒棒鶏!仕上げは絶雲のお焦げだよ!」
アンジュ「美味しいわね、辛さの中に風味があって、辛いだけじゃなく素材の味がしっかり生きている」
サリア「こんなに美味しい料理が沢山ある国って、璃月って本当に凄い国なのね。刻晴が自信を持って勧めるだけあるわ」
ヒルダ「アンジュ、このもつ焼き、アタシが食べさせてあげる!あーんして!」
アンジュ「いや自分で食べれるから!」
エルシャ「作り方が複雑なものもあるけど、簡単に作れそうなものもあるわね。山幸の麵とかはすぐに再現できそうだわ」
ヴィヴィアン「おお!エルシャが覚えてくれるなら、これでいつでも食えるようになる!」
サラマンディーネ「棒棒鶏が美味しいですね、私はこれが気に入りました」
クリス「辛い割には美味しくて食べれちゃう。こんなの初めて」
ロザリー「クリスもアマリみたいに激辛フェチになったりしてな」
クリス「アマリのは激辛のレベルが違うって……」
コレイ「あたし、ついてきてよかったのかな?草神様、どうだろう?」
ナヒーダ「あら、是非みんなに会いたいと言ったのはあなたよ?私とはスメールでもお話出来るでしょうに」
コレイ「記録で見るのと直接会うのとでは、やっぱり違いすぎて……あたしが混ざってもいいのかなって思ってしまうんだ……」
ナヒーダ「ふふっ、人との距離の詰め方に悩むのは、今でも同じなのね。彼女達は荒っぽく見えるけど、素直に好意を向ける人を無碍にはしないわ。後でゆっくり話してみたらどう?」
食後に、見回りをすることになった一行。コレイの組む相手はアンジュ、サリア、刻晴の3人だった。
刻晴「コレイも、そんなに緊張しなくても、アンジュは少なくとも理由なく暴力を振るう人じゃないわよ」
サリア「そこは突っ込みたい気もするけど、コレイの前だからやめとくわ」
アンジュ「サリアは後で体育館裏ね」
コレイ「あわわ……」
誰か、助けて!辞めて!と言う悲鳴が聞こえる。
コレイ「何事だ!?」
一番先に、悲鳴のした方へ駆け出したのは、他の誰でもないコレイだった。
その瞳に飛び込んできたのは、あのカトリーヌ・ビトンが、宝石店で堂々と強盗に入っているところだった。
店長「辞めてください!商品を全部持って行かれたら私は破産です!」
カトリーヌ・ビトン「これらの美しい宝石達も、美しい私につけてもらいたがっているに決まっているわ!いただいて行くわよ」
コレイ「や、やめろ!」
カトリーヌ・ビトン「あら、お嬢ちゃん、誰ちゃん?」
コレイ「あたしは、見習いレンジャー、コレイだ!お前、強盗犯だな!?」
カトリーヌ・ビトン「美しい宝石は、美しい私がつけるべきなのよ。これらの美しい宝石達も、私につけてもらいたがっているに決まっている!」
コレイ「(なんだ、こいつは……いや、強盗犯の考えることなんて、分からなくて当たり前だ!とにかく、やめさせないと!)とにかく、やめるんだ。さもないと、実力行使だ!」
カトリーヌ・ビトン「んま!生意気な小娘ちゃんね!まるでマイトガインの坊やだわ!いいわ、やってやろうじゃない!」
刻晴「迅影の如く!(元素スキル)」
カトリーヌ・ビトン「きゃあっ!?」
コレイ「頼むよ、コレアンバー!(元素爆発、激化反応)」
カトリーヌ・ビトン「生身でこんな連中に勝てるわけがないでしょおぉぉぉぉぉ!?」
アンジュ「……もう片付いたみたいね。私達、出番無かったじゃない」
サリア「ヴィルキスやクレオパトラに乗ってればともかく、生身じゃ神の目を持つ彼女達に追いつけるはずが無いわね」
舞人「強盗の確保を手伝ってくれて、ありがとう。おかげで、被害が広がらなくて済みました」
コレイ「あなたは……勇者特急隊の……?あ、資料で見ました!勇者特急隊の隊長、旋風寺舞人さんですよね!正義の味方の!」
舞人「え?ああ……俺のことを知ってくれてるんですね」
コレイ「あなたみたいに、正しいことは正しいとハッキリ言える人はカッコイイと思います」
舞人「なんだ、そんなことか。あなたも、正しいことを成したじゃないですか。あの強盗犯相手に、1歩も引かなかった」
店長「ありがとうございました!おかげで、何も取られずに済みました……あなたのことは、一生忘れません!」
コレイ「え、ええっ!?あ、あたしはそんな……ただ、強盗なんて許せない、って思ったら、行動してただけで……」
舞人「あなたは立派な正義の味方だ。あなたの正義の心が、店長さんを救ったんだよ」
コレイ「そんな、正義の心なんて言われたらくすぐったいよ……とにかく、被害が無くて何よりだ」
アンジュ「ヴィルキスに乗ってなかったから私は活躍の場なかったけどね。でも、コレイがいなかったらあの強盗には逃げられてたかもしれない。コレイがいて良かったわ」
サリア「そうね、被害が出なかったのは何よりだわ」