原神×クロスアンジュ 第21話『おっぱいソードを求めた爺の末路』

導師の部屋。

アマリ

アマリ「やっぱりあなたでしたか、導師キールディン」

導師キールディン

導師キールディン「アマリ教主……!」

アマリ

アマリ「皮肉ですね?私をこの部屋で査問しようとしてたあなたを、私が査問することになるとは。
法師セルリックのiPad Pro M4モデルに、あなたが依頼したと思わしき『私が、雷電将軍をレズレイプする画像』があったことも、もう確認済みです。あなたの処遇は、これからのあなたの態度次第ですよ?」

導師キールディン

導師キールディン「そ、その画像はきっと、セルリックめが私に取り入るために作っただけでしょう。私はあずかり知らぬところです」

アマリ

アマリ「エクスクロスのヴィヴィアンが、彼のタブレットの通信記録を調べています。正直に言った方が良いですよ?」

導師キールディン

導師キールディン「彼がそんな高いデバイスを買っていたことすら知りませんでしたよ。12000円の課金ですらヒーコラ言っていた私とは偉い違いですな、ははは……む?転送装置が起動した!よし、これで……!」

導師の部屋に設置されていた転送装置が起動する。
転送のために必要な触媒としてセルリックは原初の光を取りに行っていたのだ。

刻晴

刻晴「あの時に真実のアルゼナルにセルリックがいたのは、このためだったのね……!」

導師キールディン

導師キールディン「さあ、今こそ!ワシの目の前で、おっぱいソードを!」

アンジュ

アンジュ「この爺さんが呼ぶってことは……!」

魔法陣が展開し、人影が現れる。その姿は、雷電将軍であった。

導師キールディン

導師キールディン「おお!影ちゃん!本物だ!」

雷電将軍

影「……影ちゃん?いきなり、無礼な方ですね」

導師キールディン

導師キールディン「……っと、失礼いたした。私は魔従教団の導師キールディン。まずは私達の力になってもらいたく……」

雷電将軍

影「……その説明は、不要です。スメールの草神ブエル(ナヒーダ)から、あなたのことも、この世界のことも、全て聞いておりますので。魔従教団、アル・ワースの創設の時から、法と秩序の番人を高らかに謡っていたそうですが。その実態は、裏でアル・ワースの戦乱を巧みにコントロールし、そこに生きる人々の苦しみ、嘆きを、あの魔獣エンデに捧げていた、邪悪な団体だった。そうですね?」

導師キールディン

導師キールディン「ですが、魔獣エンデはそこの教主アマリ・アクアマリンによって滅ぼされ、魔従教団は真の意味で法と秩序を保つための組織となりました。雷電将軍のおっぱいソード……ではなくって、夢想の一太刀の力があれば、アル・ワースを脅かす者を追い返すことも可能でしょう」

アマリ

アマリ「それは嘘じゃないですけどね」

雷電将軍

影「法と秩序を守り、永遠にアル・ワースを平和にする。そういう意味では確かに魔従教団は必要な組織なのかもしれませんが。この軽薄そうな爺さんはともかくとして」

アマリ

アマリ「ま、人事権は私にありますから」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「横から失礼!調査終わったよ、アマリ!やはり、セルリックが描いた、『影ちゃん受けアマリ攻めのレズレイプ画像』はキールディンが依頼したもので決まりだね!ディスコードの会話記録を漁ったら出てきたから!はい、スクショ!」

導師キールディン

導師キールディン「セルリックの奴、あれほど会話ログは毎回消せと言ったのに……ハッ!?」

雷電将軍

影「魔従教団は必要かも知れませんが、あなたはアル・ワースに不要です!ここより、寂滅の時!(元素爆発)」

導師キールディン

導師キールディン「本物のおっぱいソードでやられるなら、本望なりぃぃぃぃぃぃぃぃ……」

鍾離

鍾離「キールディンよ。お前は一つ、大きな思い違いをしている。雷電影、バアルゼブルは確かに甘味が好きで料理が出来ないなど、親しみやすい一面もあるが、彼女は何百年と稲妻を守ってきた、武神であることを。そして、バアルゼブルはただ強いだけではない、『永遠』を求める彼女の意思は、不純なものを見逃さぬよ」

千織

千織「雷電将軍……まさか、この目で見る日が来るとはね」

雷電将軍

影「あなたは……稲妻の商人の娘さんでしたっけ?」

千織

千織「まさか、将軍に覚えられていたとは。私が神の目を得たのは、稲妻を出ると決めた時だったと言うのに」

雷電将軍

影「フォンテーヌの仕立て屋、『千織屋』の噂は、私の耳にも届いています。繁盛してるようで、何よりです。今の稲妻は、目狩令も鎖国も取りやめ、少しずつ変わって行っている最中です。私の求める『永遠』とは『変化しない』と言うことではないと、神子たち大切な友人たちが、気付かせてくれましたから」

千織

千織「将軍様、私ね、さっき戦ったエセサムライ(ショーグン・ミフネ)から、『大和撫子』って言われたのよ。私の中には、消すことが出来ない稲妻人としての血が流れている。でも、ルーツってそういうものだものね。私は自分のデザインセンスを信じるだけよ」

雷電将軍

影「たまには、里帰りしてくれると私も嬉しいです。いつでも歓迎しますよ」

千織

千織「今はこの世界で仕事を受けているからね。戻ったら採寸の続きをするわ。里帰りは、そのうちね」