原神×クロスアンジュ 第31話『えびポテ』

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「えびポテうまし!刻晴、ありがと!」

刻晴

刻晴「私も、これ好きなのよ。手が空いたら、よく作って食べてるわ」

エビのポテト包み揚げ、ジャガイモにエビの甘味が染み込んだ刻晴の好物である。

甘雨

甘雨「刻晴さん、一時期仇名がえびポテツインテールでしたからね」

刻晴

刻晴「誰よ、そんな仇名つけたのは!?」

甘雨

甘雨「凝光さんです。『あの子、毎日えびポテ食べてるわね。今度、えびポテツインテールって呼んでみましょう』って」

刻晴

刻晴「……確かに凝光からも一回だけ、そう呼ばれたけど」

甘雨

甘雨「その後、刻晴さんのいないところで私がえびポテツインテールって呼び続けたら、流行りました」

刻晴

刻晴「甘雨のせいだったの!?」

甘雨

甘雨「でも長いから、次からはえびポテって呼びますね。ね、えびポテ」

刻晴

刻晴「ちゃんと名前で呼んで……」

サリア

サリア「でも流石、璃月は美食の国って言うだけあるわね。刻晴だって本職の料理人じゃないのに、凄く上手なんだもの」

ヒルダ

ヒルダ「今日は激辛じゃなくて安心したぜ」

アンジュ

アンジュ「サクサクした歯ごたえが良いわね。手軽に作れるのも良さそう」

エルシャ

エルシャ「これもメニューに取り入れたいわね」

クリス

クリス「あたし達、テイワットと交流してから、食事のレベルが凄く上がったよね」

ロザリー

ロザリー「いつも美味しい料理を提供してくれる刻晴には感謝だな!」

サラマンディーネ

サラマンディーネ「次回当たり、また激辛が来そうな気がしますわ」

アンジュ

アンジュ「要らんフラグ立てるな、サラ子!」

甘雨

甘雨「ところでえびポテ、他の国の料理は紹介しないんですか?フォンテーヌとかスメールとか」

刻晴

刻晴「えびポテ!?名前で呼んでよ!
……スメールならナヒーダ様やコレイ、カーヴェ当たりに任せられそうね。
アルハイゼンは、スネージナヤに有給取って行ってるんだっけ。
そう言えばフォンテーヌの関係者と言えば千織と召使だけど、あの二人はどっちも生まれはフォンテーヌじゃないし……フォンテーヌ人で誰か連れてくる人がいるとすれば、誰が良いか考えてみるのも良さそうね。水神の座を降りたフリーナとかかな……」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「ねー、ナヒーダ様。
あたしの本気の『ヴィヴィアン砲・本気モード』の仮想データを見せてから、みんながよそよそしいんだよねー。
心配しなくても、仲間にそんな事しないのに。
それに、あたしだって一人で何でも出来るワケじゃないし、精神攻撃の火力を最大に活かすには、物理的な火力も必要だもん」

ナヒーダ

ナヒーダ「ふふっ、そうね。人間は自分に出来ないことを、魔法のように使う存在を、本能的に恐れるものよ。
PCに詳しいヴィヴィアンを魔法使いか何かのように感じ、ヴィヴィアンなら何でも出来る、って思われるのも極自然なことね」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「あたし、アンジュとはアルゼナルで始めて会った時にピンと来たね。
この子は絶対に強くなる、あたしとペアを組んだら物理火力のアンジュと精神火力のあたしとで、どんな敵でも粉砕できるようになる、ってね。
アンジュって強くて綺麗だしカッコイイし、あたしは好きだね、アンジュのこと!
あ、勿論、I like Angeだからね?
I love Angeだったらヒルダからライバル視されるから!
あたし単体じゃ、所詮は口先三寸とPCのテクニックだけだし、口を塞がれたら何も出来ないもん。
誰しもが、適材適所でこそ輝くモンだよ」

サリア

サリア「ヴィヴィアンの言うとおりね。適材適所は大切よ。
……だから、その『ヴィヴィアン砲』は、私が許可を出したとき、許可した相手にだけ使いなさい」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「えー!それじゃ面白くないじゃん!あたしは、そんな規則守らないもん!何故なら、規則は破るためにあるからです!」

サリア

サリア「それPS-vitaの時も言った台詞よね!?やっぱりこの子は予測不能な爆弾だわ……」

ナヒーダ

ナヒーダ「ちなみに、ヴィヴィアンは自分の戦闘力をどのくらいだと計算してるのかしら?」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「(あっけらかんに笑い)あたしの物理的な戦闘力なんて、並程度だよ。
アンジュの半分、いや1/3も無いって!
もし搦め手無しでアンジュと戦ったりしたら、一瞬で勝負ついちゃうよ。
あたしが一方的に負けるワンサイドゲーム状態で。
それでもアンジュに挑み続けるサリアは、大したものだね、ホントに」

サリア

サリア「そう思ってくれるなら、横槍入れるのは勘弁してほしいわ……」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「それに仮想データってのはあくまで仮想データだし、『もしも』を考えるのは大事だよ。
敵にあたしみたいなタイプがいたらどうするの?
あの『博士』ドットーレみたいな。
あいつは技術だけはあたしより高かったかもしれないけど、あいつは自分の研究にしか興味が無く、人の心を知ろうとしなかった。
人心掌握の術は、あたしの方が上だった。だから勝った。それだけだよ」

ナヒーダ

ナヒーダ「前にも言ったけど、ヴィヴィアンは間違いなく皆を仲間だと思って大切にしてるわ。でなければ、『口を塞がれたら何も出来ない』なんて致命的な弱点、自分から言うわけないでしょう?」

アンジュ

アンジュ「……そうね。ナヒーダの言う通りだわ」

ヒルダ

ヒルダ「だから、アンジュの秘密動画をアタシだけにこっそりと……」

サリア

サリア「まあ、ヴィヴィアンは間違いなく仲間だから、それでいいわ」

エルシャ

エルシャ「ヴィヴィちゃん、今度私がえびポテ作ってあげるわね」

クリス

クリス「ヴィヴィアンにIT講座やってもらうのもいいかもしれないね」

ロザリー

ロザリー「分かりやすく教えてくれよ、頼むぜ」

サラマンディーネ

サラマンディーネ「アウラの民ながらIT戦の専門家とは、素晴らしいことです」