原神×クロスアンジュ 第40話『モンド観光』
アンバー「と言うわけで皆さんを案内する、モンドの西風騎士団所属の偵察騎士、アンバーです!」
ヴィヴィアン「ギルティギアストライヴのブリジットと同じ声!ヨーヨーはどこ!?」
アンバー「ヨーヨーは持って無いけど、ヨォーヨなら持ってきたよ!」
ヨォーヨ「そのためだけに璃月から連れてこられました……璃月で又会いましょう。それでは」
ヴィヴィアン「おおう!こんな切り返しをされたのは初めてだ!」
アンバー「コレイから色々聞いてたからね!絶対言われると思って連れて来てたんだ!」
サリア「よろしくお願いします、アンバーさん」
アンバー「アンバーで良いよ、英雄の皆さんにそんな恭しい態度取られても困るもの。まずは西風騎士団のご紹介をしようかな!」
西風騎士団
ガイア「久しぶりだな、みんな」
ノエル「西風騎士団へようこそいらっしゃいませ。騎士団見習い、メイド騎士のノエルです」
ヴィヴィアン「おお!ノエルだ!『ブルームトリガー!』『アサルトスルー!』『バカバカ言わないでください!』って言ってみて!」
アンジュ「ノエル=ヴァーミリオンじゃないっての!」
ヴィヴィアン「くっ、アンジュに止められた!じゃあブラッククローバーのノエル=シルヴァで……」
ノエル「え?え?あの、どういうことでしょう!?」
サリア「あの子はいきなりワケのわからないこと言うけど、適当に流しておいて……」
アンバー「ガイア先輩、ジンさんは?」
ガイア「代理団長は仕事が忙しくてな……新しい臨時騎士を入れるための面接だってさ」
クリス「人手不足、解消すると良いね」
ガイア「ハハッ、そうだな。ジンは眠気覚ましにピザにカフェイン入れてたくらいだからな。異世界にまでジンのワーカーホリックぶりは轟いてるのか」
ジン「おや、皆さん。観光にいらしてたんですね。西風騎士団へようこそ」
サリア「ジンさんは騎士団団長と言うことで、アレクトラとは別に学ぶことがあると思います。
短い間ですが、よろしくお願いしま……あっ!」
ジン「ああ、書類を落としてしまった。拾ってくれてありがとうございます」
サリア「40人分のデータ……これ、ジンさんが一人で全部面接したんですか!?」
ジン「ええ」
サリア「1人15分だとしたら1時間で4人、10時間かかるんですが……」
ジン「朝9時からやれば、19時頃に終わりますから。食事時間を20分取っても19:20の計算ですね。その後で通常業務に着いたら、終わるのは……いや、考えない事にしよう」
アンバー「ガイア先輩……ジンさんを手伝って面接するはずだったんじゃないですか!?面接、今日だったなら、エウルアに案内は変わるとか方法あるでしょ!?」
ガイア「いやいや、ここはやっぱり皆さんの顔を知ってる俺が会うべきだろうと……アンジュの兄と俺は同じ声なんだぜ?」
アンジュ「ガイアが良い人なのは分かるけど、ジュリオを引き合いに出されてもね。自分がサボりたかっただけじゃないの?」
ガイア「おっとジン、面接は俺が交代するから、休んでてくれ。仮眠でも取ると良い。うん」
アンバー「お客さんの前だから良い格好したいだけだね……」
サリア「(これは本当に人手を増やすのは急務だと思うわ……ヴィヴィアンが作った仮想データは誇張してはいるけど、ジンさんが過労で倒れるのは当たり前だわ)」
鹿狩り
アンバー「ここで昼食にしよう!お勧めはモンド料理で有名な『モンド風焼き魚』『鶏肉のスイートフラワー漬け焼き』『午後のパンケーキ』でどうかな?」
ノエル「午後のパンケーキなら私が得意です。ふわふわパンケーキをご馳走しますね」
サラマンディーネ「ノエルさんのふわふわパンケーキ、絶品です!」
ヒルダ「そう言えばテイワットの連中は皆、得意料理があったけど、アンバーはどうなんだ?」
ノエル「アンバー先輩の得意料理……あれは、料理と言っていいのか、その、とても独創的でして……」
アマリ「独創的?例えばホープスの丸焼きとか?」
ホープス「テイワットでも非常食なんですか。ぶるぶる」
そこにモナが現れる。
モナ「アンバー、あなたのは料理とは言えませんって……ステーキの片面焦げ焦げで片面生焼きの『偵察騎士ステーキ』じゃないですか。
私が作ってあげますよ。サラダの味付けを極めた、『最高の知恵・生活』です。効率よく空腹を満たせます……
……ですから、お願いなので皆さん、私も一緒に食べさせてください……もう、お金なくて彼是三日食べてません……」
アンジュ「はぁっ!?あなた、まさか路上生活者!?」
モナ「違います違います!
部屋はありますし、家賃はちゃんと払ってます!
……今月分は、まだですけど。給料振り込まれたらすぐに払います。
……占星術師なんです、私。占星術はお金がかかるんです……」
サリア「占星術……もしかして、アストローギスト・モナ・メギストスさん?刻晴に聞いた……魔法みたいな戦闘スタイルだって」
モナ「まあ、雰囲気出すためにそうしてますね」
サリア「見せてくれたら、私の鶏肉のスイートフラワー漬け焼き食べていいから!」
モナ「本当ですか!?幾らでもお見せしましょう!」
モナは水元素を使った技術を見せてくれたが、占星術はお金儲けに使わないというモナの信念があるため、占星術は見れなかった。
あくまで星により決められた運命を読むもの、とモナは教えてくれた。
サリアは水を使ったモナの美しい魔法のような戦い方をうっとりと眺めていた。
そして鶏肉のスイートフラワーに有りつけるモナだった。
モナ「ああ、肉なんて食べるのは実に二週間ぶりです……ううっ……」
クリス「次はモンド風焼き魚、欲しかったら……あたしの前でお願いして見せて。
『クリス様、哀れな私にお恵みください』って上目遣いで涙目で言ってみて」
ロザリー「ク、クリス……」
サリア「クリス、旅先でそう言う真似は辞めて……いや旅先じゃなくてもダメだからね!」
アカツキワイナリー
夜、モンド城から離れてアカツキワイナリーにて一晩過ごすことになった一行。
ディルック「直接会うのは初めてだね。
うちのワイナリーではノンアルコールのブドウジュースなども取り扱っているから、是非ゆっくりしていってほしい。
それからこれは僕の得意料理『モンドの過去』だ。
お肉ツミツミと言う可愛らしい名前の料理を改良したものだ」
クリス「ステーキにチーズやジャガイモを挟んであって、凄く豪華!食べ応えあるよ」
エルシャ「ステーキをハンバーガーみたいにするって、かなり豪気だけど、食べ応えがあってスタミナ取れるわね。参考になるわ」
ロザリー「このスパークリングベリージュースってのも酸っぱさから甘さがあって、バッチリ行ける!しかもこのディルックさんって、ちょっとアスラン様を思い出さないか?」
クリス「ん……言われてみれば、ちょっと面影があるからも」
サラマンディーネ「食事もドリンクも素晴らしいですわ」
ヒルダ「なあ、アルコール飲料はダメか?こっそりアンジュに飲ませて……」
ディルック「すまないな、モンドの法律では20歳未満はアルコールは提供できないんだ。20歳になったら、また来てくれ。その時はうちのワイナリーで最強の酒、午後の死(デスインディスアフタヌーン)を提供しよう」
ウェンティ「ねえねえ、ボクの分のお酒は?」
ディルック「彼女達をもてなす料理とドリンクはあるが、ツケを払わない君の分は無い。欲しかったらツケを払うんだな」
ウェンティ「えーっ!……それじゃ僕は吟遊詩人だし、一曲どう?」
サリア「吟遊詩人の歌を聴きながらノンアルドリンクなんて、お洒落ね。私が飲むドリンク1杯分でお願い出来るかしら?」
ウェンティ「へへっ、任せて!」
ウェンティが綺麗な歌声でモンドの自由と風の歌を歌った。
全員がその歌声と旋律には聞き入っていた。
アンジュ「良い声ね。モンドのどこまでも広く、優しい風が吹き続けることを想像させてくれる歌だわ」
サリア「まだ1国目だけど、これだけでも来てよかったと思えるわね。今日の出来事はちゃんと私、隊長日誌にまとめるわ」
ウェンティ「1本だけだけど、午後の死を貰えてよかった!お嬢様方、ありがとう!」
ディルック「まったく、この吟遊詩人は、まるでホストだな」
なお、ヒルダが夜にアンジュの部屋に入ろうとして、気付いたアンジュから簀巻きにされて朝まで自室に戻されたのは別のお話。