原神×クロスアンジュ 第35話(3/7)『ヴィヴィアン砲、対鍾離戦・本気モード』
ヴィヴィアン「鍾離先生、人間ってね、どこまでも愚かなんだよ。
あたしドラゴンだから、分かるもの」
鍾離「愚かな人間もいれば、誠実な人間もいる。
それはどの世界でも当たり前だろう?」
ヴィヴィアン「人の欲望ってね、限りが無いんだよ。
汚職、戦争、暴力、差別……
かつて、科学者であったエンブリヲが無くそうとしてたけど、1000年研究しても無くせなかった。
6000年生きたあなたなら、よく分かるんじゃない?岩神モラクス?」
鍾離「……それでも我々は、人を信じることを決めたのだ。
お前に言われることではない」(気力-10)
ヴィヴィアン「おや、璃月で七星による汚職が発覚したみたいだね?
汚職を正そうとした刻晴と凝光は軍部を乗っ取られ、千岩軍によって捕まったって。
今は甘雨と魈と閑雲が彼女達を助けるために軍と戦ってるみたいだよ。
内戦勃発って奴だね」
鍾離「どういうことだ!?
何故仙人達が、人間に弓を……
いや、しかし、その状況では……やむを得ないか……」(気力-10)
ヴィヴィアン「中継動画を見せてあげるよ。ほら」
動画の中では甘雨が息絶え絶えの刻晴を抱えて、泣きながら、怒りに震えて人間達に弓を引いていた。
胡桃が自らの身を守るために槍を用いて、襲ってくる暴徒を撃退していた。
魈が助け出した凝光も、息をしていないように見える。
地獄絵図だった。
汚職派の七星が叫ぶ。
汚職派の七星「契約など、力があれば何の意味もなさない!
権力があれば、契約など破り捨てても罰する者はいないのだ!
既に璃月七星は、汚職派が占拠した。
岩王帝君が死に、玉衡と天権を倒した今、俺が璃月の支配者だ!」
ヴィヴィアン「人に国を統治させた結果が、これだってよ。鍾離先生。
汚職派を止めようとした刻晴と凝光が倒れて、仙人が出張ることになってるよ。
どうする?この『契約』を軽んじてる罰当たりに神罰を下した後、また後6000年、神が国を治めるかな?」
鍾離「俺はもう6000年治めることは出来ない……
摩耗によって、俺と言う形はなくなってしまうだろう。
だが、人に国を任せることが出来ない以上、俺は俺が滅ぶその時まで神であり続けねばならんのか……」(気力が最低値の50までダウン、戦闘不能)
ヴィヴィアン「三権分立って概念があってね。
七星みたいに少数に絶対権力が集まると、暴走した時に誰も止められなくなる。
司法、行政、立法の権力は分散させるべきなんだ。
あなたに伝わるように言えば、法律に則ってるか判断する組織、契約を守らせるための組織、法律を作る組織。
これを全部『七星に丸投げ』していた、あなたの落ち度だよ。
もう遅かったね」
アンジュ「絶対的な権力は、絶対に腐敗する。
ミスルギ皇国も、そうだった。
権力は分散させるべき、という簡単な理屈。
でも後で崩すには、既得権益が絡みあって凄く難しくなる……
これを七星に丸投げして、降りた後は気楽に凡人ごっこに興じていた、あなたの落ち度よ。ディスコード・フェイザー!!」
鍾離「ぐっ……うおおおおおおおおおお!!」
鍾離は、ディスコード・フェイザーを防ぐことすら出来ずに吹き飛ばされて行った。