原神×クロスアンジュ 第35話(7/7)『ヴィヴィアン砲、対マーヴィカ戦・本気モード』
ヴィヴィアン「マーヴィカ様、あたし達の技術で『原神』世界の500年後を見て来たよ」
マーヴィカ「ほう?」
ヴィヴィアン「……これは言わない方が良さそうだなぁ」
マーヴィカ「何だ、何があったんだ?見せて見ろ……これは!?」(気力-10)
マーヴィカが見た500年後のナタ。
それは全ての部族が互いに互いを殺し合い、滅びた未来だった。
50年後の時点で既に内戦が始まっており、流泉の衆からカチーナが殺され、ムアラニが泣きわめき、カチーナを殺めた自分の部族を皆殺しにした。
そのムアラニも、こだまの子から暗殺された。
そして内戦は、互いの部族にそれぞれに恨みを重ね、その不満は炎神に向かって行った。
マーヴィカは自分の座を狙って襲って来たチャスカ、シトラリ、ヴァレサなどの有力者を返り討ちにしたが、最後に立っているのはマーヴィカただ一人だけだった。
マーヴィカは死体の山の中で玉座に座っており、その瞳から民を導く意思は失われていた。
ヴィヴィアン「ナタって『戦争の国』じゃない?今はアビスの脅威を防いだばかりだから、6部族はみんな仲が良いけど。
力が全てになると、もうそれこそ『強い奴は何しても正義』になるからね。
まさにリアル北斗の拳だよ!
そう言えば、500年前の過去でも炎神は各部族を平定するだけで精一杯だったってね?」
マーヴィカ「……そうだ。部族の助けが必要だったにもかかわらず、隣の部族に攻められることを懸念して、約束を破り捨てられ、相方の竜を亡くした民もいた」(気力-10)
ヴィヴィアン「平和を求めるために戦って、その結果が部族同士の争い、衰退、滅亡なんて、最高に皮肉だね!
璃月やフォンテーヌの文化を取り入れるべきだったね!」
マーヴィカ「だが、皆は璃月やフォンテーヌは異文化としては親しんでいるが、文化を取り入れるとなると簡単ではないだろう……これは……」(気力-10)
ヴィヴィアン「そのためにムアラニやキィニチやカチーナ達、部族の有力者に相談するべきだろ!
神のあんたがそんなんで、どうするんだ!」
マーヴィカ「……そうだな、ありがとう(未来の苦労と見えた希望にわずかな笑顔を見せる)
やれやれ……強ければそれでいい、と言う時代は終わりと言うことか……」
ヴィヴィアン「(……ナヒーダ様に向けた本気モードを作り上げた時点で、もう、あたしの心は限界だった。
フリーナは元水神ってことで手加減モードで作ったけど、もうマーヴィカ様をへし折るだけの気力は残ってなかったよ。
……もし、彼女をへし折るなら『未来を変えようと動いても、各部族の保守的な上層部が反対し、やがて滅亡を招く未来』を見せてたんだと思う。
……まぁ、マーヴィカ様なら最終的には『どうしても納得できないなら、ナタではこういう時どうすればいいか、分かるだろう?』と言って、力ずくで解決する気もするけどね)」
マーヴィカ「どうした?」
ヴィヴィアン「いや、何でもないよ!これで依頼は完了だね、お疲れ様」