原神×クロスアンジュ 第37話(3/4)『ヴィヴィアンの独白』

当作品には残虐描写があります。

~~~アル・ワースのヴィヴィアンのコンピュータルームにて~~~

新生エクスクロスのサイバー戦担当として、ヴィヴィアンには正式に予算がついて、コンピュータルームが割り当てられていた。
コンピュータの前でナヒーダと通話しているヴィヴィアンがいた。

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「おおう!ナヒーダ様、どした?」

ナヒーダ

ナヒーダ「ううん、大した用じゃないの。今度またアル・ワースに行く予定があるから、その時はよろしくね」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「おっけー!その時はメールで日時教えてくれると助かる!」

ナヒーダ

ナヒーダ「ええ、またね」

ヴィヴィアン、通話を切る。

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「甘雨、あたしに復讐するなんてバカな考えを捨ててくれて、本当に良かった。
こっちの世界には、衛星兵器とかコロニーレーザーなんてものがあるからね。
その技術の応用で、宇宙から監視だってできるんだ。
甘雨の、あたしを見る目がおかしかったから、念のために甘雨を警戒してたけど……ね。
『ヴィヴィアン砲・対甘雨戦・実戦用』を使う日は、来なくて済んだから。本当に……良かったよ」


ヴィヴィアンが作っていた『ヴィヴィアン砲・対甘雨戦・本気モード実戦用』では、甘雨が食事に睡眠薬を入れて皆を無力化し、ヴィヴィアンの目の前でサリアとアンジュを拷問にかける甘雨。
だが、甘雨が仕込んだ睡眠薬はあくまで人間用であり、ドラゴンであるヴィヴィアンとサラマンディーネには効果は無かった。
甘雨とドラゴンになったサラマンディーネが戦っている最中で、鍾離や刻晴が駆けつける。
そして甘雨が契約を踏みにじったことで鍾離が甘雨を見限り、刻晴が悲痛な思いで甘雨を討ち、その刻晴も責任を取って自害する、というものだった。

刻晴

画面の中の刻晴「甘雨!あなたのやってることは、私のためでも岩王帝君のためでもない。
自分の歪んだ復讐心を暴走させて、私と岩王帝君のせいにしているだけよ!」

甘雨

画面の中の甘雨「刻晴さん……帝君まで……どうして止めるんですか!?
私の愛を理解しないんですか、どうして!?
ヴィヴィアンを1秒でも長く苦しめることこそが、あなたと帝君の……」

鍾離

画面の中の鍾離「もう止めろ。その口で俺と刻晴の名を呼ぶな。
自分でも分かっているのだろう。俺達にバレないように、事を進めていたことこそが、その証拠。
……最早、問答は意味を為さぬ。
本来なら契約の神として俺が討つべきだが、最後の慈悲として刻晴に譲る。
それが、彼女の最後の望みであり、長年に渡って仕えてくれた甘雨に対する最後の慈悲だ」

刻晴

画面の中の刻晴「あなたの罪は、私が討つ……でも、あなたを決して一人にはしない。すぐにあなたを追いかけるから」

画面の中の刻晴の剣は甘雨の首を撥ね、その後、返す刃で自分の心臓に剣を突き立てた。
刻晴と甘雨の亡骸が重なって倒れる。


ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「……これを見せて『こうなることは覚悟してるんだね?』って言えば、甘雨はもう戦う気力なんて木っ端みじんだろうから、サリアとアンジュは最低限守れるからね……
でも、やっぱり、仲間相手のヴィヴィアン砲・本気モードを作るのは、気が滅入るや。
甘雨を刻晴が討つと、刻晴だって壊れる。
恐らく、彼女なら責任を取って自害してしまう。
それを目の当たりにしたサリアだって泣くだろうからね……
人間のどうしようもない感情やデータ収集は好きだけど、仲間同士で殺し合ったりするのは、やっぱりイヤだし。
……さて、気分転換にサリアでも弄って遊ぼう!」

マシンにロックをかけて、部屋の鍵をかけて外に出ていくヴィヴィアン。

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「サリア、サリア!
あたし、少し背が伸びたよ!
もう少ししたら、アンジュみたいにサリアの股間を蹴り上げたり出来るかな?」

サリア

サリア「はぁっ!?何言ってるのよ!」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「んふふ、そしたら、あたしもサリアにおっぱい天国してあげるね!」

サリア

サリア「……その前に、絞め落とすから」