原神×クロスアンジュ 第42話『稲妻観光』

八重神子

八重神子「こたびは妾が皆様の案内を将軍様より仕った。
八重堂出版兼八重宮司の、八重神子じゃ。
妾だけで良いと言ったのに、影の奴、心配性でのう……」

九条裟羅

九条裟羅「テイワットを救った英雄様達の案内が出来るなんて、至極光栄の至りです。天領奉行の、九条裟羅と言います」

珊瑚宮心海

珊瑚宮心海「私は他の用事があるのですぐに離れますが、皆様のご案内、お願いしますよ。ゴロー」

ゴロー

ゴロー「俺は反乱軍の海祇島軍隊の大将だった、ゴローだ。
今は稲妻幕府とも平和協定を結べて、うまくやれている。
……珊瑚宮様、どうしてもその用事、今じゃないとダメですか?
九条裟羅はともかく、俺一人で、この女狐と一緒にいるのは……」

珊瑚宮心海

珊瑚宮心海「将軍と定期交流について話をしておく必要がありますから。まあ、八重堂で本を買うのも楽しみなことも事実ですが」

八重神子

八重神子「なんじゃゴロー、そんなに警戒せんでもよかろう。
お客人に稲妻は内情が不安定だと思われてしまうぞ?
いっそ『ヒナさん』の格好で案内を務めるか?」

九条裟羅

九条裟羅「八重宮司様も、あまりゴローをからかわないでください」

サリア

サリア「始めまして、パラメイル第一中隊長サリアです」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「あの八重神子って狐のお姉さん、絶対あたしと気が合う!」

クリス

クリス「あの九条裟羅って、サリアに近いかもね。生真面目で苦労してそうだし」

ロザリー

ロザリー「言えてるぜ」

サリア

サリア「えっと……ゴローさんだっけ?その犬耳、本物?ちょっとだけ触って良い?尻尾も……」

アンジュ

アンジュ「また出たよ、サリアの可愛いもの好きが」

ゴロー

ゴロー「す、少しだけなら……」

サリア

サリア「ふさふさ……ふわふわ……気持ち良いわ」

紺田村の近くにて

まず船が停泊する離島から稲妻城へ移動してる時、野武士と言われる集団が見つかった。
武士崩れの夜盗集団であった。

九条裟羅

九条裟羅「あいつらは……手配犯の悪座衆……
こんなところに本拠地を構えていたとは、盲点。
今すぐ天領奉行から、私の部下を呼んできて……」

八重神子

八重神子「そんな必要はなかろう。
ここに神の目を持つ者が3人もおり、彼女達は機体に乗っていなくとも戦い抜いた猛者達じゃ。
ゴローもあのプリティ・サリアンの戦いが見たいと言っておったろう?」

ゴロー

ゴロー「は、はぁっ!?それは確かに言いましたが、こんな時に何を……!」

サリア

サリア「まさか……」

八重神子

八重神子「どうせやるなら、ゴローも一緒に『マジカル・ヒナさん』になるべきじゃ。……頼むぞ?(アマリをちらりと見て)」

アマリ

アマリ「承知しました!光臨のドグマ、SUMMONING×2!!」

サリア

プリティ・サリアン「旅先でもコレぇ!?」

ヒナさん

マジカル・ヒナさん「だから俺は男だって!女装させられて、それも魔法少女ってどういうことなんだよ!?しかも犬少女……!」

サリア

プリティ・サリアン「ううう……ゴロー、いやマジカル・ヒナさん、行くわよ!私達のシャイニング・ラブエナジーを!」

ヒルダ

ヒルダ「おお、前より切り替え早い」

ヒナさん

マジカル・ヒナさん「助けてください、珊瑚宮様ぁ!!」

アマリ

ブラック・アマリン「行きますよ、プリティ・サリアン!マジカル・ヒナさん!」

サリア

プリティ・サリアン「すべての力の源よ、母なる無限のこの大地、我に従い力となれ!爆裂陣(メガ・ブランド)!」

野武士

野武士A「ぬおおおおおおおお!?何だ、お前らはぁぁぁぁぁぁぁ!!」

サリア

プリティ・サリアン「通りすがりの正義の魔法少女よ!」

ヒナさん

マジカル・ヒナさん「空と大地を渡りしもの、清き流れたゆとう水よ、我が手に集いて力となせ!氷の矢!(フリーズ・アロー)!」

野武士

野武士B「こんなやられ方アリかぁぁぁぁぁぁ!?」

ヒナさん

マジカル・ヒナさん「魔法少女は見るものであって、男の俺がなるべきじゃないだろ!?ううう……こんなところ、珊瑚宮様に見られたら……」

アマリ

ブラック・アマリン「すべての力の源よ、母なる無限のこの大地、永久を吹き行き、過ぎ往く風よ、空を彷徨う雷よ、盟約の言葉により、我に従い力となれ!地霊咆雷陣(アーク・ブラス)!」

野武士

野武士C「マニアックな呪文きたぁ!」

アマリ

ブラック・アマリン「マジカル・ヒナさん、男の子のプリキュアだって出ている時代ですから、性別は関係ありません!
魔法少女が可愛い、カッコイイ、魔法少女になりたい、そう思った時、あなたは魔法少女になる資格を得るのです!」

サリア

プリティ・サリアン「その通りよ。良い事言うじゃない、ブラック・アマリン!」

野武士

野武士D「クソッ、このままじゃ、俺達全滅だ……!丁度いい、そこのガキ!ちょっと来い!」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「ん?あたし?」

野武士

野武士D「せめて逃げおおせるだけでも、人質に取らせてもらうぜ!」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「うわー、しょっぺぇ。あんた、死亡フラグ立ったよ」

野武士

野武士D「な、何!?」(気力-10)

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「ハチャメチャな魔法少女達に見えるけど、よく見てみ?あそこの人、天領奉行の九条裟羅だよ?」

野武士

野武士D「………!!」(気力-10)

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「更にあっちには、八重宮司の八重神子もいるんだよ?
あ、ちなみにあたし達……ネバンエンデを倒したの、あんたも知ってると思うけど?
あんた、二人の前であたしを人質に取った時点で、石抱きどころか打ち首獄門間違いなしだね!あははははは!」

野武士

野武士D「う、うわ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」(気力-10)

九条裟羅

九条裟羅「常道を恢弘せしは、永遠なる鳴神なり!(元素爆発)」

八重神子

八重神子「雷光、いと美しきかな(元素爆発)」

野武士

野武士D「一番、手を出しちゃいけない相手に手を出してしまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

九条裟羅

九条裟羅「……あれが、本物の『ヴィヴィアン砲』か……将軍様でさえ、心を折られる……」

八重神子

八重神子「あんなの、ヴィヴィアンにとっては手加減モードじゃろう。こんな名無しの雑魚相手に本気を出すまでもなかろうからの」

アンジュ

アンジュ「出番、なかった……今度はゼルガディスの魂でも、私に入れてもらおうかしらね……」

稲妻城下町

一斗

荒滝一斗「お嬢さん達!俺様と勝負しないか?」

アンジュ

アンジュ「はぁ?私達と戦うつもり?アマリ、さっき入れそこなったゼルガディスの魂、私に入れてみる?」

九条裟羅

九条裟羅「待て待て!城下町で魔法をぶっ放してくれるな!
……荒滝一斗、また天領奉行にしょっぴかれたいのか?」

一斗

荒滝一斗「違うって!俺様は『七聖召喚』で勝負しないか?って言ったんだよ!」

サラマンディーネ

サラマンディーネ「あら、カードゲームでしたか。アンジュ、先日は望舒旅館で私に負けましたからね。代わりにやってみます?」

アンジュ

アンジュ「……4 vs 6、それも最後はアンタのダイスロールがおかしかっただけよ。
万能元素を8個も引くって、どんな強運してんのよ、サラ子」

一斗

荒滝一斗「すげぇ!その引き、俺も見せてほしいぜ!まずはそっちの黒髪のねーちゃんとやって、その後金髪のねーちゃんと勝負だぜ!」

サラマンディーネ、3枚のキャラクターカードを1人も撃破されることなく、一斗の3枚のキャラクターカードを撃破。

サラマンディーネ

サラマンディーネ「ふふふ……まだまだですね、一斗殿」

一斗

荒滝一斗「くそぉ!……次はアンジュ、俺様と勝負だ!」

アンジュ

アンジュ「別に良いけど」

アンジュ、3枚のキャラクターカードを1人も撃破されることなく、一斗のキャラクターカード3枚を撃破。

一斗

荒滝一斗「そんな馬鹿な!」

アンジュ

アンジュ「一斗、あなたのデッキ、豪快過ぎてバランス悪いわよ……」

一斗

荒滝一斗「今度は、お前だサリア!」

サリア

サリア「私!?この世界に来て初めて知ったし、やったことないわよ」

一斗

荒滝一斗「教えるから!」

サリア

サリア「……初心者狩りじゃない、完全に」

サリア、3枚のキャラクターカードを(以下略)

一斗

荒滝一斗「嘘だろぉ!?お前、本当に始めてなのか!?」

サリア

サリア「……どういうことなの」

一斗は次々にパラメイル第一中隊に挑み、ヒルダ、ロザリー、クリス、エルシャ、ヴィヴィアン、タスク、アマリにまで挑み、全員に完敗した。

一斗

荒滝一斗「英雄さん達は、カードゲームも強いんだな!」

クリス

クリス「あたしらが強いんじゃなくて、あんたが弱すぎるだけでしょ……」

一斗

荒滝一斗「俺様を倒した異世界の英雄さん達、いつかまたリベンジさせてもらうぜ!何なら、今度は荒滝派の仲間達も紹介させてくれよ?
おっと、そろそろ引っ越しのバイトがあるから、またな!」

秋紗銭湯

夢見月瑞希

瑞希「始めまして。
秋紗銭湯の管理人、夢見月瑞希(ゆめみづき みずき)だよ」

九条裟羅

九条裟羅「悪座衆の逮捕に尽力してもらったからな。せめて温泉くらい招待させていただこう」

夢見月瑞希

瑞希「ただ、ここのお風呂は時間帯によって混浴だからね。
18時~20時までは女性のみ、20時~22時が男性のみなので、皆さんは分けてある時間帯に入るといいよ」

タスク

タスク「アンジュ!22時以降に一緒に来よう!」

アンジュ

アンジュ「誰が行くかボケェ!(ラリアット)
あんたはゴローとホープスと一緒に20時~22時に入れ!」

ゴロー

ゴロー「そうだぞ、タスク!魔法少女にされても、俺は男だからな!女性陣と一緒に入浴なんて破廉恥な真似、出来るワケがない!」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「んふふ、残念だったねタスク!
空(男主人公)は影や神子と一緒に入ってたけどね!
蛍の場合、女主人公だから、まだともかくね!」

九条裟羅

九条裟羅「……聞かなかったことにしよう」

ヒルダ

ヒルダ「アンジュと二人きりが良かったけど、まあいいか」

秋紗銭湯 女湯

クリス

クリス「ここは内湯だけなんだね」

ロザリー

ロザリー「サウナもあるぞ!よっしゃクリス、あたしの根性を見てろ!」

5分後……

ロザリー

ロザリー「もう……ダメ……限界……」

クリス

クリス「ほい、冷水顔面バシャ」

ロザリー

ロザリー「うっひいいいいいいい!!」

雷電将軍

影「来ましたね。私もここは前に教えてもらって(瑞希の伝説任務)知りました」

八重神子

八重神子「影ではないか。天守閣には専用の温泉が有ろうに」

雷電将軍

影「皆さんが来てると聞いたので、是非、裸の付き合いを」

珊瑚宮心海

珊瑚宮心海「お邪魔します、皆さん」

サリア

サリア「お会いするのは2回目ですね、雷電将軍」

九条裟羅

九条裟羅「将軍様!お身体洗いましょうか?」

雷電将軍

影「皆さんが来る前に頭も身体も洗いましたから大丈夫ですよ、ありがとう、裟羅」

九条裟羅

九条裟羅「はっ!」

サリア

サリア「まるでアンジュとモモカみたいね。アンジュは初期の頃は一人で着替えられなかったけど」

アンジュ

アンジュ「うっさい」

雷電将軍

影「ヴィヴィアン、あなたには色々と教えていただきました。
今の稲妻に、私に必要な事。
稲妻を平定して、この平和を永遠のものとすること。
あなたの『ヴィヴィアン砲』は私の心を深く切り刻みましたが、そこから生まれるものはありました」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「神様にまでそう言われたら恐れ多いよ!」

八重神子

八重神子「この後は、『鳥有亭(うゆうてい)で、食事じゃ』

秋紗銭湯 男湯

タスク

タスク「とほほ……アンジュと一緒に来たかったな……」

ゴロー

ゴロー「まだ言ってるのか?まったく……」

ホープス

ホープス「マスターは私が傍にいないとドグマを使えなくなるので、外で待ってくれてます。
瑞樹様、鳥の私のために専用サイズのお風呂を作っていただき、感謝します」

瑞樹

瑞希「テイワットには色々な生き物がいるからね。どうってことないよ」

タスク

タスク「ゴローってちゃんと鍛えてるんだな。
身体が引き締まってるのが分かるよ」

ゴロー

ゴロー「ああ、今でこそ稲妻は平和だが、またいつ戦乱になるか分からないからな。
珊瑚宮様をお守りするため、いつも鍛錬は欠かさないさ」

タスク

タスク「俺もアンジュを守るために鍛錬は欠かさないさ」

ホープス

ホープス「久々にマトモに出番もらえた気がしますよ」

鳥有亭

ヒルダ

ヒルダ「すげぇ!璃月の料理は刻晴が持ってきてくれたけど、稲妻のもすげぇ!」

アンジュ

アンジュ「味付けがさっぱりしてるものや繊細なもの、風味があるものと素晴らしいわ」

サリア

サリア「おでんなら、パラメイル第一中隊でも作れそうね。エルシャに是非お願いしたいわ」

エルシャ

エルシャ「後でダシに使ってるものを聞いておこうかしら」

クリス

クリス「うなぎの蒲焼って凄く美味しい……天ぷらも最高」

ロザリー

ロザリー「うな茶漬けってどんどん食べられちゃうよな!」

サラマンディーネ

サラマンディーネ「私の故郷と似た料理です。繊細な味付けが良いですわね」

アマリ

アマリ「男性陣+ホープスのお風呂、終わりました」

ゴロー

ゴロー「珊瑚宮様、九条裟羅から聞いたかもしれませんが、悪座衆を掴まえました」

珊瑚宮心海

珊瑚宮心海「ご苦労様です、ゴロー」

サリア

サリア「心海さん、その本は……」

タスク

タスク「串焼き三種ってのも取り敢えずコレ!って感じで美味しいな」

珊瑚宮心海

珊瑚宮心海「稲妻城に来たら、娯楽小説を買うのが楽しみなんです。
今、稲妻で流行ってるのは、『雷電将軍に転生したら、天下無敵になった』と『お願いっ!私の仙狐宮司』ですね。私も買いました」

サリア

サリア「な、な、な、何その聞くだけで心躍るタイトルは!?
買えるの?買いたい!稲妻を出る前に是非!」

珊瑚宮心海

珊瑚宮心海「まだお店営業してるでしょうから、食べ終わったら買いに行ってからおやすみになりますか?案内しますよ」

サリア

サリア「是非!」

黒田

黒田「おや、珊瑚宮さん。何か忘れものですか?」

珊瑚宮心海

珊瑚宮心海「いえ、友達が『雷電将軍に転生したら、天下無敵になった』と『お願いっ!私の仙狐宮司』を買いたいと言うことで、もう一度来ました。まだ在庫ありますか?」

黒田

黒田「ええ、ありますよ」

サリア

サリア「買います!……今日寝る前に読もう!」

珊瑚宮心海

珊瑚宮心海「是非、次会った時は感想を語り合いましょうね」

神里屋敷

綾人

綾人「皆さんが泊まりにくると将軍様から伺っておりました。是非、ごゆっくりなさってください」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「おお!アスランの声だ!クリスとロザリーが後ろからくっついてくるかも!」

綾人

綾人「それは秘密です」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「ノリがいい!獣神官ゼロスだ!……お久しぶりです、ゼロスさん(フィリア・ウル・コプトの声で)」

綾華

綾華「お兄様、そちらの方々が……」

綾人

綾人「そうですよ、綾華。テイワットを守ってくださった英雄様たちです」

綾華

綾華「まあ……!」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「うちらは、綾華と同じ声のヒナ・リャザンとも一緒に戦ったからね!」

ヒルダ

ヒルダ「あー、純愛の人な。懐かしいな」

綾華

綾華「私は、アンジュさんの必殺技、金的蹴り→おっぱい天国を教えていただきたくって」

アンジュ

アンジュ「えぇ!?」

綾人

綾人「確かに、神里流剣術にはない技ですが、それにしてもその技とは……」

綾華

綾華「是非お願いしますわ」

アンジュ

アンジュ「……千織は前に、この子を本物の大和撫子って言ってなかったっけ?私は別に教えてもいいんだけど、大和撫子ってなんだっけ?って辞典を引きたい気分よ」

八重神子

八重神子「色々世間知らずのお嬢様じゃからのう、一つインパクトのある技を覚えてはどうか?と妾がアドバイスしたんじゃよ」

サラマンディーネ

サラマンディーネ「あなたの影響でしたの!?」

八重神子

八重神子「どんなにお淑やかに見えても、どんなに雅でも。
己の身体を守るための技術は体得しておくべきじゃろう?
刀折れ、矢尽きようとも己の身体一つで出来る
『金的蹴り→おっぱい天国』
は、護身にはもってこいじゃよ」