原神×クロスアンジュ 第46話『ナタ観光(武道大会)』

第一試合 アンジュ vs タスク

アンジュ

アンジュ「タスク、そう言えばあんたと訓練したのは、ヴィヴィアン砲の仮想データ以来ね」

タスク

タスク「あくまで訓練だけど、アンジュにケガさせたら、俺は……」

アンジュ

アンジュ「あんたに負ける私だと思うの?
これは試合なんだから、ちゃんと真面目にやりなさい」

タスク

タスク「う、うん!」

ムアラニ

ムアラニ「それでは第一試合、アンジュ vs タスク!
Duel 1!! Let's Rock!!」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「おお、ギルティギアストライブの掛け声!」

タスク

タスク「(幾ら真面目にやれと言われても、俺はアンジュの騎士だ。
アンジュを傷つける真似は出来ない。
狙うは……アンジュを抱え上げて、リングアウトだ!)
うおおおおおおおお!!」

アンジュ

アンジュ「さあ、来なさい……」

タスク

タスク「うわっ!足がもつれた!」

アンジュ

アンジュ「ちょっとぉ!?」

アンジュの直前で足がもつれたタスク。
そして、タスクはそのままアンジュの股間に顔を突っ込んでいた。

アンジュ

アンジュ「この変態発情騎士がァーーーっ!!!」

タスクに連続して蹴りを入れるアンジュ。

タスク

タスク「いて!痛い!痛いってアンジュ!不可抗力だって!」

ヒルダ

ヒルダ「ふざけんなタスク!アタシのアンジュに何してやがる!
アタシと代われ、この野郎!」

ムアラニ

ムアラニ「タスク、反則負け!
Winner is Ange!!」

タスク

タスク「ええっ!?何で!?」

ムアラニ

ムアラニ「股間に顔から突っ込む技は
『ゴールデンヘッドバット』
つまり金的に該当します!
だから反則負けです!
そうですよね、炎神様?」

マーヴィカ

マーヴィカ「まあ、プロレスなんかでもある技だからな。
正しくは顔から突っ込むんじゃなくて、頭突きする技だが。
どうせ技として使うなら、正しい使い方をするんだな。
下手をすれば自分が怪我をするぞ」

白朮

白朮「顔から行ったなら、アンジュさんの負傷より、タスクさんの方が鼻や目をぶつけてないか心配になりますね……」

第二試合 ヒルダ vs サラマンディーネ

ヒルダ

ヒルダ「ドラ姫様、アタシとぶつかったのが運の尽きだったな。
アタシはあんたを倒して、次の試合でアンジュと当たって、試合にかこつけてアンジュの身体をベタベタ触るんだ!」

サラマンディーネ

サラマンディーネ「またキムチで私に勝つつもりでしょう?
そうはさせませんよ」

ムアラニ

ムアラニ「それでは第二試合、ヒルダ vs サラマンディーネ!
The whell of fate is turning. Revel 2 Action!!」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「BlazBlueの掛け声か!」

ヒルダ

ヒルダ「(キムチを取り出す)」

サラマンディーネ

サラマンディーネ「させません!(尻尾で叩き落す)」

ヒルダ

ヒルダ「ちっ、流石に学んだか。実力で行くしか無いか!(構える)」

サラマンディーネ

サラマンディーネ「フフフ……炎神マーヴィカ殿は、私の本当の姿を見落としていたようですね」

サラマンディーネはドラゴンに姿を変えた。

ヒルダ

ヒルダ「お、おい!これは反則だろ!?」

サラマンディーネ

サラマンディーネ(ドラゴン形態)「あら、変身は反則なんて言われていませんよ?スーパーサイヤ人みたいなものでしょう?」

マーヴィカ

マーヴィカ「む……すまんすまん、そう言えばヴィヴィアンとサラマンディーネはドラゴンだったな。
ドラゴン形態へのチェンジか……まあ、後付けで禁止するのは、公平とは言えないな。仕方ない、OKだ」

ヒルダ

ヒルダ「マジかよ!
ったく……テオドーラに乗ってたら小型ドラゴンの1匹や2匹どうってことねえのに!
それに殺していいなら銃使えば何とかならないでもないけど、素手でこいつに試合で勝てってのは……!
こうなったら、足元払って転ばせて、引きずり落としてやる……!」

マーヴィカ

マーヴィカ「ほう、考えたな、ヒルダ」

サラマンディーネ

サラマンディーネ(ドラゴン形態)「ヒルダさん、これ差し上げましょうか(アンジュの入浴写真)」

ヒルダ

ヒルダ「なにっ!?」

サラマンディーネ

サラマンディーネ(ドラゴン形態)「そ~れ、あっちへポーイ」

ヒルダ

ヒルダ「アンジュの入浴写真、もらったぁ!……あっ」

ヒルダの両足は自分からリングの外へついていた。

ムアラニ

ムアラニ「ヒルダ、リングアウト!
Winner is Salamandinay!!」

ヒルダ

ヒルダ「ずるい!(でもアンジュの入浴写真は、しっかり掴んだまま)」

サラマンディーネ

サラマンディーネ「(人間形態に戻り)フフフ、精神修行がなってませんね、ヒルダさん。
ドラゴン形態になるまでも、ありませんでしたわ」

アンジュ

アンジュ「次は私がサラ子と当たるじゃん!
……あのドラゴン形態で押し切られたら、どうするべきか……作戦考えとこ」

甘雨

甘雨「私も、刻晴さんの隠し撮り写真をしっかりと整頓しなくちゃ」

刻晴

刻晴「何それ!?」

第三試合 サリア vs ヴィヴィアン

ムアラニ

ムアラニ「それでは第三試合、サリア vs ヴィヴィアン!
Believe in Victory. Battle 3!! Engage!!」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「Granblue Fantasy Versus Risingの掛け声来た!
……さて、サリア!
サリアがテイワットに来てから書いてる秘密の……うおうっ!?」

サリア

サリア「ヴィヴィアン、あんたには散々、これでもかってくらい恥ずかしい目に合わされたからね……
今回は勝たせてもらうわよ!」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「サリアっ、のっ、秘密のっ、かっぷりんぐのーと……もがっ!!(口を塞がれる)」

サリア

サリア「もらった!(そのまま寝技に持ち込み、ヴィヴィアンの腕を掴んで頸動脈を絞める三角絞めに移行)」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「もがー!!ふぐぅぅぅうぅぅぅぅぅぅ!!」

暴れるも、サリアを引きはがすことは出来ず、そのままヴィヴィアンは失神した。

ムアラニ

ムアラニ「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10!! ヴィヴィアン、10カウント!
Winner is Salia!!」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「ん……(気が付いた)
ああー!負けた!このあたしが、サリアに!」

サリア

サリア「ムアラニの掛け声に喜んでたスキに突進して、口を塞がせてもらったわ。
体格で勝負すれば私の方が有利だからね」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「くそぉー、やられた!
まさかサリアにやられるとは!」

サリア

サリア「……でも、何でサラマンディーネみたいにドラゴン形態にならなかったの?
そうすれば体格の有利不利なんてひっくり返るのに」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「ん~、あたし、サラ子姫みたいにドラゴン形態じゃ人間の言葉話せないし。
やっぱりサリアは『ヴィヴィアン砲』で沈めたかったからね!」

サリア

サリア「その油断が、敗因ね」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「次は負けないからね!
(それにあれだけ密着してドラゴンになったら、サリアを潰してしまうかもしれないし、大怪我させてしまいそうだったからね。
そんな勝ち方より、ヴィヴィアン砲で慌てるサリアを見たかったし!)」

鍾離

鍾離「おお、至極真っ当な試合だな」

胡桃

胡桃「鍾離先生、ポップコーンとコーラ切れたー!買ってきてー!」

鍾離

鍾離「ああ、第四試合が始まるまでに買ってこよう」

第四試合 クリス vs ロザリー

ムアラニ

ムアラニ「それでは第四試合、クリス vs ロザリー!
いざ尋常に、四本目、勝負!」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「サムライスピリッツ来た!?渋っ!」

ロザリー

ロザリー「クリス、思いっきりやろうぜ!」

クリス

クリス「は?正面からぶつかったら、体格的にあたしの方が不利じゃん。ロザリー、ふざけてんの?」

ロザリー

ロザリー「いやいや!こういうのってノリが大切だろ?」

クリス

クリス「ふうん……やっぱりロザリー、あたしの事、弱くて使えないザコみたいに思ってるんだ」

ロザリー

ロザリー「そんなこと言ってねぇだろ!?
なぁクリス、もうちょっと楽しもうぜ、こういうのってお祭りみたいなもんだろ?」

クリス

クリス「……あたしに触ったら、次から小遣い1/4に減らすから」

ロザリー

ロザリー「そりゃねぇだろ!?
テイワットに来る前の競豚レースで負けて、今月カツカツなんだよ!」

クリス

クリス「はぁ……じゃあ、いいものあげるから、目を瞑って」

ロザリー

ロザリー「特別に小遣いくれるのかな!(目を瞑る)」

クリス

クリス「ええいっ!!(ふともも絞めを極める)」

ロザリー

ロザリー「うぐぉっ!!
ず……ずるい……ロープ……しまった、ロープなんか無いんだった……」

クリス

クリス「嘘は言ってないでしょ?
あたしの綺麗な生脚で絞められて嬉しいでしょ、ロザリー」

ロザリー

ロザリー「(失神)」

ムアラニ

ムアラニ「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10!!
ロザリー、10カウント!
Winner is Chris!!」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「Winner is 誰々ってKOFの勝敗決まった時のゴングだけど、Winner is ChrisだとKOFにも同じ名前の子(炎のさだめのクリス)いるから、脳内再生余裕だね!
スペルも一緒だし!」

クリス

クリス「ロザリーの小遣い、今度はちょっと増やしてあげようかな。
それと、たまにはあたしも競豚レース付き合ってあげるか……少しだけね。ふふっ」

七七

七七「怪我人がいないなら……七七は出番無いけど、それが何より……後、競豚レースって、何?」

白朮

白朮「七七は知らなくていいことですよ……」

第五試合 アンジュ vs サラマンディーネ

アンジュ

アンジュ「サラ子と戦うのは、スパロボXぶりね」

サラマンディーネ

サラマンディーネ「私をただの棒棒鶏好きなドラゴンと侮っていたら、床ペロするのはあなたでしてよ、アンジュ」

ムアラニ

ムアラニ「それでは第五試合、アンジュ vs サラマンディーネ!
5本目!斬(はじめ)!!」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「月下の剣士!?渋すぎる!」

アンジュ

アンジュ「……? ドラゴンに、ならないの?」

サラマンディーネ

サラマンディーネ「いきなりドラゴン形態になったら、すぐに終わってしまって面白くないでしょう?
さあ、足掻いて見せてくださいませ。
あなたは、私達の地球にやってきた時も、私に飛び掛かってきて、あっさりと、いなされたことがありましたね……?(アニメ本編)」

アンジュ

アンジュ「……あの時は、頭に血が上ってただけよ。
ドラゴンにならないなら、ならないままでもいいわ。
このまま拳で殴り続けて、KOするまでよ!」

ボクシングの如く殴り合うアンジュとサラマンディーネ。

サリア

サリア「………」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「どした?」

サリア

サリア「別に……
(サラマンディーネが羨ましいって思ったなんて、言えるワケない。
ヴィヴィアンも邪魔する気が無いみたいだし……)」

マーヴィカ

マーヴィカ「サリア、君も混ざりたいって顔に書いてあるな?」

サリア

サリア「……流石に、戦争の神には隠せませんね、マーヴィカ様」

マーヴィカ

マーヴィカ「一つ最近の話をしよう。
ムアラニは、カチーナと凄く仲が良くてな。
カチーナは今でこそモノをはっきり言う強い子になっているが、ほんの少し前までは、実力はあるのに実戦が本当に苦手だった。
帰化聖夜の巡礼でも毎回、本戦に出る前に予選で敗れて行ってた。
だが、この前の帰化聖夜の巡礼でムアラニとカチーナは決勝戦で当たったんだ。
その結果、どっちが勝ったと思う?」

サリア

サリア「……(試合実況するムアラニと、試合をじっと見ているカチーナを見て)
ムアラニ、ですか? あの子、かなり強そうですし。
さっきもアンジュとマーヴィカ様の手合わせに割って入りましたし」

マーヴィカ

マーヴィカ「勝ったのはカチーナだ。
勿論、ムアラニも本当に強かった。
どちらが勝ってもおかしくなかった。
だが、カチーナが勝ったんだ」

サリア

サリア「あの子が……」

試合の流れを食い入るように見ているカチーナを眺めるサリア。

マーヴィカ

マーヴィカ「その後の彼女達は、互いを高め合うライバル関係になっている。
仲が良いのは今まで通りだがな。
ムアラニは、負けたことは悔がっていたが、カチーナの実力を見抜いていたから、決勝で戦えたことを凄く喜んでいたよ……
サリア、君は何のために戦うんだ?」

サリア

サリア「(シン・アスカに言われた言葉を思い出し)
……エンブリヲでも、アレクトラのためでもなく、私が私であるために。
もう誰の支配を受けるつもりもないから」

マーヴィカ

マーヴィカ「ああ、良い答えだ。
だが、それなら平和な世界になったら、兵士である必要もなくなるだろう?」

サリア

サリア「あっ……」

マーヴィカ

マーヴィカ「誰にも負けないため、ライバルであるアンジュに勝ちたいため、じゃないのか?」

サリア

サリア「……そうですね」

マーヴィカ

マーヴィカ「その闘争心こそが、『強さ』の根源だ。
さて……君は、ライバルであるアンジュを応援するか?
それともアンジュがサラマンディーネに倒されて欲しいか?」

サリア

サリア「あいつは、負けません。
マーヴィカ様にも、サラマンディーネにも。
あいつを地に伏せさせるのは、私です。
だから、応援なんてしません」

マーヴィカ

マーヴィカ「良く言えた。
その闘争心を大事にしろよ。
それとヴィヴィアン、サリアのことが好きなのは分かるが、アンジュとの一騎打ちをあまり邪魔してやるなよ」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「ふぇーい(炎神様にも言われたし、今回は口出すの辞めとくかぁ)」

ロザリー

ロザリー「もし、サラマンディーネが勝ったら……サリア、どうするんだ?」

サリア

サリア「決まってるでしょ。その時は私がサラマンディーネも倒して、私が最強よ」

クリス

クリス「ヴィヴィアン砲の出番は、どっちみち無いよ。
次サリアと当たるのは、あたしだから。
あたしがサリアに勝てば、そんな心配いらなくなるでしょ」

マーヴィカ

マーヴィカ「おや……そろそろ本気になるみたいだな、サラマンディーネ」

サラマンディーネ

サラマンディーネ「アンジュ、楽しかったですわ。
しかし、勝つのは私です!」

スクーナー級のドラゴンと化したサラマンディーネ。

サラマンディーネ

サラマンディーネ(ドラゴン形態)「……!?
アンジュが、いない……? はっ!」

アンジュ

アンジュ「ドラゴン化したら、3~4mくらいになるからね……視点が高くなって、見失いやすくなるでしょ?
これを待ってたのよ!」

サラマンディーネ

サラマンディーネ「しっぽを掴んだからって、人間の力で私を投げ飛ばせるはずが……!」

アンジュ

アンジュ「投げる?誰がそんなこと言った?私の狙いは……これよ!」

アンジュはサラマンディーネの長い尻尾をリングの外に、ちょこん、と付けた。

ムアラニ

ムアラニ「サラマンディーネ、リングアウト!
Winner is Ange!!」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「アンジュ、頭良い!」

アンジュ

アンジュ「身体の一部が外についたら負けだからね。
ヴィヴィアンはアルゼナル時代に正体がバレないようにって、しっぽと羽をアレクトラに切られてるから、この方法は出来ないけど。
サラ子と戦うことが決まった時点で、この作戦を考えてたのよ」

サラマンディーネ

サラマンディーネ「私の長くて高貴なしっぽが敗因になるなんて……!」

刻晴

刻晴「サリア、自分と向き合えて又強くなれたみたいね。
それにしても炎神様、ただのバトルマニアかと思ったら、やっぱり神なのね……
サリアの鬱屈した闘争心を、あっさり見抜くなんて」

甘雨

甘雨「刻晴さんは夜にベッドの上で私とバトルですからね♪」

刻晴

刻晴「だから少しはシリアスさせてよ!」

第六試合 サリア vs クリス

サリア

サリア「クリスとの手合わせは、スパロボXのダイヤモンドローズ騎士団以来ね(第34話『ビヨン・ザ・トッド』、スパロボX 第35話『更なる高みへ』)」

クリス

クリス「あれは手合わせとは言わない。サリアのイカれた特訓に付き合わされただけ。今回、金的禁止じゃなかったら、あの時の恨みを込めて、思いっきりサリアの股間を蹴り上げてるところだったよ。ルールに感謝するんだね」

サリア

サリア「う……だから、あの時は本当に悪かったって……」

クリス

クリス「じゃあ負けてくれる?」

サリア

サリア「それは出来ないわ。アンジュが決勝進出決めたなら、上がるのは私よ」

クリス

クリス「……仕方ないか」

ムアラニ

ムアラニ「それでは第六試合!サリア vs クリス!
The whell of fate is turning!! Revel 6 Action!!」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「あ、BlazBlueに戻った。
でもこの掛け声、あたしも好きなんだよねー、特にカジュン=ファイコット(CV:藤田咲)の『Actionですの!』とか、キャラ選択時の『マ~イッ!』って掛け声が好き!」

クリス

クリス「……」

サリア

サリア「……クリス、来ないの?」

クリス

クリス「体格的に、あたしから攻めたら不利じゃん。サリアこそ来ないの?」

サリア

サリア「……(クリス、絶対に何か狙ってる……カウンターで一気に極めるつもりね……)」

クリス

クリス「サリアから攻めたくなるように、してあげようか?」

サリア

サリア「……?」

クリス

クリス「(ちらっとヴィヴィアンの方を見て)
あんたのやり方、借りるよ、ヴィヴィアン。
サリア、スパロボX第34話『ビヨン・ザ・トッド』の時、ダイヤモンドローズ騎士団であたしに金的蹴りとおっぱい天国させたじゃん。お風呂で、裸で!」

サリア

サリア「……だから、それは悪かったって!」(気力-10)

クリス

クリス「あたしがどれだけ恥ずかしい思いをしたか!
あの後ゲーム買ってくれるって言ってたのも、約束まだ守られてないし!」

サリア

サリア「忘れてたわけじゃないわよ、この旅行のことで忙しくて……帰ったら必ず買ってあげるから!」(気力-10)

クリス

クリス「ふうん……本当は、あたしに股間を蹴り上げられて、おっぱい天国にされるの、嬉しかったんじゃないの?
このセクハラ隊長が」

サリア

サリア「……しつこいわよ、クリス!」(気力+50)

サリアが飛び込んできて右ストレートと左フックを繰り出す。
クリスはバックステップで避ける。

クリス

クリス「げっ!何で気力上がってるのよ!」

サリア

サリア「私だって好きであんなこと頼んだわけじゃないって、何度も何度も言ってるでしょうが!
あんたも、ヴィヴィアンも、いつもいつも!」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「クリス、精神攻撃するなら同じネタを何度もつついても、相手を怒らせるだけで逆効果だって。
似た内容でも良いから、新しいネタを突かないと。
まだまだだねー。
あ、あたしは今回はどっちにも加担しないからね。マーヴィカ様にも言われてるし」

手四つでお互いに押し合うサリアとクリス。
クリスの方が腕力では不利で、膝をついてしまう。

ムアラニ

ムアラニ「1,2,3,4...」

膝をついたクリスをカウントするムアラニ。

クリス

クリス「ええいっ!」

クリスが足払いを仕掛けるが、サリアが後ろに飛んで避ける。立ち上がるクリス。

クリス

クリス「仕方ない……まだ練習不足だったってことか!
……でも、だからって……ただで負けてやるものか。
来なよ、サリア!
アルゼナルでの『挟んで走れ!おっぱい卵』で優勝したのは、あたしだったでしょ?
あの時の敗北を、もう一度くれてあげる!」

サリア

サリア「散々挑発してくれて、ありがとう。
おかげで、後ろめたい気分が綺麗さっぱり消えて、遠慮なくブチのめせるわ、クリス!」

サリアが突っ込み、右ストレートがクリスの顔面にめり込む。
クリスのカウンターパンチもサリアのボディにめり込んでいた。

サリア

サリア「げぼっ……」

サリアは辛うじて両足で立っているが、クリスはそのままダウンする。
脳震盪を起こしたらしく、クリスは意識を失っていた。

ムアラニ

ムアラニ「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10!! クリス、10カウント!
Winner is Salia!!」

サリア

サリア「この旅行から帰ったら、必ず買ってあげるからね。
DQ3リメイクとFF7リバースだっけ。
忘れないように隊長日誌にもつけておかなくちゃね」

胡桃

胡桃「おお、サリアやるぅ」

鍾離

鍾離「だが、あのクリスも勝つために何でもしようとしたハングリーさは、見物だった。
彼女はまだ『ヴィヴィアン砲』に及んでないが、将来は精神攻撃の使い手になるかもしれないな」

白朮

白朮「七七、クリスさんを診てあげてください」

七七

七七「わかった」

決勝戦 アンジュ vs サリア

アンジュ

アンジュ「サリア、あんた、何が何でも私と戦いたかったわけね」

サリア

サリア「どんな形でもいい。真剣勝負で、あなたをブチのめしたいだけよ、アンジュ。
もうヴィルキスのことも、エンブリヲのことも、あなたがアレクトラに選ばれたのも過去のこと。
常に私の前に立ち、私を苛み、私をここまで駆り立てて来たあなたを。
完璧に、誰にも文句を言わせない形であなたを倒し、地に伏せさせ、私の勝ちだと認めさせてあげるわ」

アンジュ

アンジュ「サラ子にしろ、サリアにしろ、どうして私の周りは好戦的な女ばかり集まってくるのかしらね。
まあ私自身も楽しんでるし、人のこと言えないか。
……そう言えばゾーラが言っていたっけ。
『片腕吹っ飛ぼうが目玉が吹っ飛ぼうが、戦う本能に血が滾る、それがノーマだ』ってね。私もサリアも、そう言うことでしょ」

サリア

サリア「アンジュ……」

アンジュ

アンジュ「だからって、腐女子のポンコツドM隊長に負けてやるつもりは無いけどね」

サリア

サリア「それでこそよ、筋肉ゴリラ」

ムアラニ

ムアラニ「それでは決勝戦!アンジュ vs サリア!
Mankind knew that they cannot change society.
So instead of reflecting on themsleves, they blamed the beasts.
HEAVEN OR HELL.
Final Duel. Let's Rock!!」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「ギルティギアストライブのラウンドコールがフルで来た!
まぁ、本当はフルで来るのはDuel 1(1ラウンド目)の時だけだけどね」

アンジュ

アンジュ「行くわよ……!」

サリア

サリア「来なさい、アンジュ!」

サラマンディーネの時のように、足を止めての殴り合いを選ぶ二人。

サラマンディーネ

サラマンディーネ「アンジュ、私とも殴り合ってたのに、あの女は本当にタフネスの底が知れませんわね」

タスク

タスク「それがアンジュだからね。
アンジュが楽しそうなのは嬉しいんだけど、ちょっと心配だな……もうちょっと、平和な対戦は無かったのかな」

ヒルダ

ヒルダ「平和な対戦なんかで、あの二人が納得するわけねぇだろ」

クリス

クリス「その通り。どんなに泥臭くても、戦う本能に血が滾るって言ってた、ゾーラお姉様の言葉がよく分かるよ」

ロザリー

ロザリー「そうだな……お姉様が見たら、きっとあたし達と一緒に試合に出るって言ってただろ」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「どっちが勝つかなー、横槍無かったら勝率は五分だと見てるけどね、あたし」

エルシャ

エルシャ「もう決勝まで進んだのね、ほとんど料理の準備は終わったから、見に来たわ」

アマリ

アマリ「単純な力ならアンジュさんですけど、技の冴えはサリアさんでしょうね。どちらが勝ってもおかしくありません」

サリア

サリア「(やっぱり殴り合い、蹴り合いじゃ不利か……!)
アンジュ、これで終わらせる!」

アンジュ

アンジュ「!?」

アンジュの下に潜り込み、アンジュを抱え上げるサリア。

サリア

サリア「落ちなさい!」

そしてサリアは、そのままアンジュを場外に向かって放り投げた。

アンジュ

アンジュ「くっ!!」

ドシン、と音が響く。
アンジュが場外に落ちた音……と思わしき音だった。

サリア

サリア「意外と簡単に勝てたわね……まあ、良いわ。勝ちは勝ちよ!」

ムアラニ

ムアラニ「アンジュさん、リングアウト……いや、これはっ!」

マーヴィカ

マーヴィカ「まだ、落ちて無いな」

アンジュは、リング側の足の爪先をリングに埋め込むように蹴りを繰り出し、落ちる直前で身体を支えていた。
先程の音は、アンジュがリングを蹴り飛ばして足を埋め込んだ音だったのだ。

サリア

サリア「しぶといっ!」

アンジュ

アンジュ「落とされて、たまるかっての!」

そしてリングの上に素早く戻るアンジュ。

ムアラニ

ムアラニ「凄い根性!」

カチーナ

カチーナ「でも、絶対に負けたくないって気持ち、分かるよ」

キィニチ

キィニチ「帰化聖夜の巡礼の決勝を思い出す。ムアラニもカチーナも、二人とも凄かったものな」

サリア

サリア「徹底的に叩きのめされる方が、ご希望ってわけね?
リングアウトしてた方が良かったって思わせてあげるわ!」

アンジュ

アンジュ「やれるものなら、やってみなさい!」

再度殴り合うアンジュとサリア。

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「でも、そろそろ二人とも体力の限界っぽいね?」

サリア

サリア「いい加減に……倒れなさい!」

アンジュ

アンジュ「フン……根性見せてくれた礼に、強烈なのをくれてあげる!」

アンジュとサリア、二人とも飛び上がり、空中で蹴りを繰り出し、お互いの蹴りがクロスカウンターになってお互いの顔面にめり込んだ。
二人ともそのままダウンする。

ムアラニ

ムアラニ「双方ダウン! 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10!!」

二人とも意識はあるが、立ち上がれないアンジュとサリア。

ヒルダ

ヒルダ「相打ちかよ!?」

マーヴィカ

マーヴィカ「いや、決勝戦で相打ちは無い」

ムアラニ

ムアラニ「というわけで、先に立ち上がって『私の勝ちよ!』と高々に腕を掲げて言った方が優勝です!
良いですね?
先に立ち上がって『私の勝ちよ!』と言ってくださいね!」

マーヴィカ

マーヴィカ「(ちょっと寂しそうに)そこはダブルピースして『優勝したもんねー!』じゃないのか?」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「それ、初回の天下一武道会!(亀仙人が優勝した試合)」

ムアラニ

ムアラニ「炎神様、さり気なくご自分の趣味を入れようとするのは辞めてください」

マーヴィカ

マーヴィカ「ま、それは冗談として、だ。
先に立ち上がって宣言を上げる。
実戦だったら、先に立ち上がる=トドメの一撃を入れられる、と言うことだからな。
武道会としては、妥当だろう?」

サリア

サリア「う……うぐぅ……ぐっ……この……げぼっ……!」

ムアラニ

ムアラニ「サリアさん、まさにド根性!立ち上がりました!アンジュさんは、まだ立ち上がれない!」

アンジュ

アンジュ「げふっ……この……!」

サリア

サリア「私の……勝……ち……げほっ!!」

サリアは右腕を高く掲げたが、宣言する前に咳き込み、倒れてしまう。
続けてアンジュが立ち上がる。

アンジュ

アンジュ「私の……勝ちよ、サリア!!」

腕を高く掲げて勝利宣言をするアンジュ。

ムアラニ

ムアラニ「Winner is Ange!! Congratulations!!」

一同「うおおおおおおおおおおおお」

アンジュ

アンジュ「ぜぇ……はぁ……げほっ……
サリア、あんた……準決勝での、クリスのカウンターパンチが後を引いたわね……
私とサラ子の試合の方が先だったし。
あれが無ければ、負けてたわ」

サリア

サリア「げほっ、ごほっ……アンジュ、あなた……」

アンジュ

アンジュ「どうせ、サリアの事だから、これで諦めるワケじゃないでしょ。
いつでも再戦なら受けてやるわよ。
……次は、こんなギリギリの勝ちじゃ済ませないんだから。
私も、もっと鍛えておかなきゃね……」

刻晴

刻晴「サリア、見事だったわよ。友人として、誇りに思うわ。アンジュもね」

甘雨

甘雨「刻晴さんと比べたらエレガントさは無いけど、刻晴さんより必死で、人の生き様の美しさが伝わってきました」

鍾離

鍾離「見事だった。互いに『絶対に負けぬ』と言う心意気、良く感じ取れたぞ、アンジュ、サリア」

胡桃

胡桃「サリア、惜しい!本当に惜しい!」

白朮

白朮「私はアンジュさんを診ますから、七七はサリアさんを診てあげてください」

七七

七七「わかった」